トランプ前大統領は、ロングアイランドでの集会を含むニューヨークでの水曜日の一日にわたる選挙活動中に、フォックスニュースチャンネルの「ワン・ネイション」司会者ブライアン・キルミード氏と独占インタビューを行った。
元大統領はインタビューの中で、州内の不法移民に対する懸念が高まっているため、11月にはニューヨークが民主党優勢になる可能性があると考えていることを明らかにした。
「だが最も重要なのは、直ちに国境を閉鎖することだ。刑務所や精神病院、テロリストから何百万人もの人々が流入しており、我々はこれ以上それを容認しないからだ」とトランプ氏はキルミード氏に語った。
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下院国土安全保障委員会によると、バイデン政権発足以来、南部国境で不法移民と遭遇したケースは800万件近くに上る。
「我々はニューヨークでも勝ちたい。移民危機で起きたことを考えると、それが可能だと考えている」とトランプ氏は語った。「率直に言って、コンゴや中東、その他多くの場所から刑務所から出てきたばかりの人々、そしてニューヨークの人々が皆ニューヨークにやってくる」
ニューヨーク州選挙管理委員会によると、2020年にドナルド・トランプ氏はニューヨーク州で37.8%の票を獲得した。
2度目の暗殺未遂事件後、トランプ氏は家族の安全を心配。「私はそれについて話さないが、私はそうしている」
「いいかい、私がここを去ったとき、ここは素晴らしい場所だった。それが今では、この国にいるべきではない人々、非常に危険な人々、ストリートギャングによって占拠されている場所だ」と彼は語った。
共和党の大統領候補はもともとニューヨーク出身だが、現在はフロリダに居住しており、11月にフロリダ州で投票する予定だ。
「他の州で何が起きているかご存じでしょう。ニューヨークだけではなく、コロラド州でベネズエラ人が銃を使って不動産を乗っ取っているのを見ればわかります。我が国の軍隊ですら銃やライフルを持っていないのに」とトランプ氏は語った。
ベネズエラを拠点とする国際犯罪組織「トレン・デ・アラグア」は、コロラド州オーロラのアパートに武装した男たちがいる監視カメラの映像が拡散し、今月全国ニュースとなった。この犯罪組織との関連で逮捕された者の多くは不法移民である。
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「だから、我々は状況を好転させなければならない。迅速に好転させるつもりだ。連行された犯罪者全員を国外追放しなければならないし、そうするつもりだ」とトランプ氏は述べた。
トランプ陣営はフォックス・ニュース・デジタルからのコメント要請にすぐには応じなかった。