カマラ・ハリス副大統領の選挙陣営は土曜日、ドナルド・トランプ前大統領との第2回討論会への参加の招待を受け入れると発表した。
ハリス陣営のジェニファー・オマリー・ディロン委員長は声明で、討論会は10月23日に開催され、CNNが司会を務める予定だと述べた。
「アメリカ国民は、投票する前にカマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプの討論会をもう一度見る機会に値する」とオマリー・ディロン氏は述べ、さらに「ドナルド・トランプ氏がこの討論会に同意することに何の問題もないはずだ。これは、トランプ氏が6月に出席し、CNNの司会者、ルール、視聴率を称賛して勝利を宣言したCNN討論会と同じ形式と構成だ」と付け加えた。
この声明は、ハリス氏がジョージア州でのイベントで支持者に対し「私は別の討論会を企画しようとしている。どうなるか見てみよう」と語った翌日に出された。
CNNの広報担当者はコメントの要請にすぐには応じなかった。
ハリス陣営の土曜日の声明に対するコメント要請に応えて、トランプ陣営のスポークスマン、スティーブン・チャンは、元大統領が「第3回討論会は開催されない!」と書いたトゥルース・ソーシャルの投稿を指摘した。
「我々はそれが必要ないと考えているだけだ」とトランプ大統領は今月初め、同じくNBCユニバーサル傘下のテレムンド・アリゾナとのインタビューで語った。
オマリー・ディロン氏の声明は、トランプ氏とハリス氏が9月10日にABCが主催した初の討論会で対面した後に出された。
これは二大政党の大統領候補による初の討論会だったが、トランプ氏はジョー・バイデン大統領がまだ選挙戦を続けていた6月にもCNNでバイデン氏と討論会を行っている。
10月23日の討論会では、選挙日まで2週間を切ったが、複数の州で期日前投票が数週間後に行われ、トランプ氏とハリス氏が対決することになる。